Emotion Hospice 【TAPE】- Chaperone

Emotion Hospiceはニューヨークを拠点に活動するサウンド・アーティスト兼ライターのChaperoneが、enmossedからリリースしたデビュー作品。

ドゥーム・エレクトロニクス、ディストピアン・アンビエント、操作されたテープループのレイヤーを組み合わせた『Emotion Hospice』は、アーティストの苦しみと依存症からの回復、そしてフィラデルフィアの社会経済的衰退と人間嫌いの歴史の両方を反映している。2016年から2019年にかけて故郷フィラデルフィアに住み、仕事をしていた時期にレコーディングされた。この街のサウンドと政治的・社会的風土の影響を探求する一方で、Chaperoneは重度のアルコール中毒と闘い、それを克服することに成功した。

ボサノヴァ、様々なスタイルのジャズ、ヒップホップ、ラップを、4トラック・テープ・ループ、短波ラジオ周波数、iPadの様々なアプリ、オープンソースのオーディオ編集ソフトを使って操作する実験とその破壊は、このレコード全体を通して存在する。Emotion HospiceでChaperoneはサンプリングした陽気でポップな音楽に内在する闇を解き放ち、ディストピア的で、しかし人間には希望がある未来のドゥーミーなサウンドへと変貌させた。9曲、68分収録

※DLコード付き